医師が決めた手術日さえ動かす「患者サポートセンター」、りんくう総合医療センター



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 大阪府南部の高度急性期病院、りんくう総合医療センター(大阪府泉佐野市、388床)の「患者サポートセンター」が、入院医療の効率化を推進する「PFM(Patient Flow Management)」の導入を検討する医療関係者から注目を集めています。

右下から時計回りに八木原俊克理事長、松岡哲也副病院長兼患者サポートセンター長、中西賢患者サポートセンター副センター長兼地域医療連携室室長、渡邊久代患者サポートセンター副センター長兼看護師長、太田
右下から時計回りに八木原俊克理事長、松岡哲也副病院長兼患者サポートセンター長、中西賢患者サポートセンター副センター長兼地域医療連携室室長、渡邊久代患者サポートセンター副センター長兼看護師長、太田

 「先生、7月に人工膝関節置換術を予定している患者さんですが、ご家族のサポート体制を整えてから手術を行うべきです。手術日を変更させていただいてもよろしいでしょうか」

 2018年6月26日に開催された「大阪府公立病院ベンチマーク勉強会(通称:せやCoM)」。りんくう総合医療センターの患者サポートセンター副センター長兼看護師長である渡邊久代氏の発表内容に、会場がざわつきました。患者サポートセンターの看護師が主導し、医師へ手術日の変更を提案することもあるという事例が示されたためです。

 りんくう総合医療センターの患者サポートセンターは、どのような経緯で設置され、存在感を増していったのか。その効果は。キーマンとなる渡邊氏はどのような人物なのか――。八木原俊克理事長へのインタビュー記事も交えて、その全貌に迫ります。

 詳細は以下の記事タイトルと主なポイントをご確認いただき、グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンのホームページに掲載した事例紹介記事(『「患者のため」軸に手術日さえ動かす患者サポートセンター』)をご覧ください。

「患者のため」軸に手術日さえ動かす患者サポートセンター

  • 手術中止・延期が半減
  • 驚異の病床稼働率95.8%
  • 「患者のため」はすべてやる
  • 行動で示す「現場力」で院内動かす
  • 医療の質向上し、2300万円超の増収効果も
  • 欠かせない病棟の内情への理解と人間関係
  • 理事長インタビュー「医学は学問であり、医療は文化 ボトムアップこそが現場を変える」
解説を担当したコンサルタント 太田 衛(おおた・まもる)

mamoru 株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンのコンサルタント。
大阪大学大学院医学系研究科機能診断科学修士課程修了。大阪大学医学部発バイオベンチャー企業、クリニック事務長兼放射線・臨床検査部長を経て、GHCに入社。診療放射線技師、第一種放射線取扱主任者の資格を持つ。病床戦略、地域連携、DPC分析を得意とし、多数の医療機関を支援する(関連記事『「患者のため」軸に手術日さえ動かす患者サポートセンター』)。日本病院会が手がける出来高算定病院向け経営支援システム「JHAstis(ジャスティス)」、「病院ダッシュボードΧ」の開発なども務める。
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