甲状腺がん等の治療に用いるレンビマカプセル、気胸に注意し、肺転移患者には慎重投与を―厚労省



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 根治切除不能な甲状腺癌や肝細胞癌の治療に用いるレンビマカプセルについて、肺転移を有する患者には「慎重投与」とし、新たに「気胸」の副作用が判明したため、投与に当たっては留意が必要となる。また乾癬治療に用いるコセンティクス皮下注について、新たに「炎症性腸疾患」の副作用が判明したため、クローン病以外の炎症性腸疾患患者についても「慎重投与」とする―。

厚生労働省は10月23日に通知「『使用上の注意』の改訂について」を発出し、こうした情報提供を行いました(厚労省のサイトはこちら)。

 今般、新たに重大な副作用などが判明したのは次の3医薬品です。厚労省は製薬メーカーに対して速やかに「使用上の注意」を改訂するよう指示しました。薬剤部から院内各部門へ、迅速かつ適切な情報提供・共有が求められます。

(1)てんかん患者の定型欠神発作等に対する単剤療法に用いる「ラモトリギン」(販売名:ラミクタール錠25mg・同100mg、ラミクタール錠小児用2mg・同5mgほか、後発品あり)

▽新たな【重大な副作用】:血球貪食症候群(観察を十分に行い、▼発熱▼発疹▼神経症状▼脾腫▼リンパ節腫脹▼血球減少▼高フェリチン血症▼高トリグリセリド血症▼肝機能障害▼血液凝固障害—等の異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行う)

 
(2)既存治療で効果不十分な尋常性乾癬・関節症性乾癬・膿疱性乾癬の治療に用いる「セクキヌマブ(遺伝子組換え)」(販売名:コセンティクス皮下注150mgペン、同150mgシリンジ)

▽【慎重投与】の項の「活動期にあるクローン病の患者」の記載を、「炎症性腸疾患の患者」と改める

▽新たな【重大な副作用】:炎症性腸疾患

 
(3)根治切除不能な甲状腺癌や肝細胞癌の治療に用いる「レンバチニブメシル酸塩」(販売名:レンビマカプセル4mg・同10mg)

▽【慎重投与】の項に、「肺転移を有する患者」を追記する

▽新たな【重大な副作用】:気胸

 
 

 

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