「機能評価係数I」分析を追加、おすすめケースも大幅増―病院ダッシュボードχの一部機能刷新



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 グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)は7月26日、多機能型経営分析ツール「病院ダッシュボードχ(カイ)」を刷新し、「機能評価係数I」の分析機能を新たに追加しました。GHCコンサルタントによる「おすすめケース」の分析機能についても、ケース数を大幅に増やしています。

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 機能評価係数Ⅰは、医療機関の人員配置や医療機関全体として有する機能など、医療機関単位での構造的因子(Structure)を主として係数として評価している。具体的には、出来高評価体系において、当該医療機関の入院患者全員に対して算定される加算や、入院基本料の補正値などを係数として設定したもの。

 機能評価係数Iの分析機能が追加されたことにより、各月で自院の機能評価係数Iの内訳を確認したり、係数別に他院の状況と比較(ベンチマーク分析)したりすることができるようになりました。

 また、係数別にランクアップした場合の増収インパクトをシミュレーションできます。例えば、「後発医薬品体制加算2」を取得していた場合、これがより高い評価である「後発医薬品体制加算1」になった際の具体的な試算額を表示します。

 一般的に症例数が多く、改善すると収益影響が大きい傾向にある疾患をまとめた「おすすめケース」も強化。これまでの外科系疾患の65ケースに加え、内科系25ケース、化学療法系26ケースと、大幅にケースを追加しました。化学療法系のメニューでは、抗がん剤・制吐剤の分析が可能です。

 病院ダッシュボードχはそのほかにも随時、データ更新や機能改善を進めています。未導入の医療機関の関係者はこの機会に是非、ご検討ください。

解説を担当したコンサルタント 太田 衛(おおた・まもる)

mamoru 株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンのコンサルタント。
大阪大学大学院医学系研究科機能診断科学修士課程修了。大阪大学医学部発バイオベンチャー企業、クリニック事務長兼放射線・臨床検査部長を経て、GHCに入社。診療放射線技師、第一種放射線取扱主任者の資格を持ち、病床戦略、地域連携、DPC分析を得意とする。関東地方400~500床台の公的病院における病床戦略策定・機能分化実行支援などを行うほか、日本病院会が手がける出来高算定病院向け経営支援システム「JHAstis(ジャスティス)」」の分析も担当する。
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