複数疾患の成績を一覧、改善ポイントが瞬時に分かる、病院ダッシュボードχの一部機能刷新



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 グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)は6月29日、多機能型経営分析ツール「病院ダッシュボードχ(カイ)」を刷新し、複数疾患のベンチマーク結果を一覧できる「シグナル一覧」を搭載しました。これに先立って、厚生労働省が20日に公表した「2018年度の機能評価係数IIの内訳」にも対応しています。

 シグナル一覧は、従来の「病院ダッシュボード」に搭載されていた人気機能の一つ(図表)。疾患ごとに在院日数・医療資源などの主要項目のベンチマーク結果について、自病院の状況を青(GHC保有DPCデータのうち上位25%)、赤(下位25%)、黄(中間50%)のシグナルで一覧表示します。そのため、どの疾患から経営改善に着手すべきかが一目で分かります。

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 2018年度の機能評価係数IIの内訳にも対応(関連記事『2018年度の個別DPC病院における機能評価係数II内訳など公表—中医協総会』)。これにより、「病院ダッシュボードχ」上で、自病院、他病院の機能評価係数IIの内訳を、地域別・医療機関群別に比較することができるようになりました(図表)。20日のデータ発表後すぐの対応を実現させたことで、最新の情報で経営戦略にご活用いただくことができます。

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 病院ダッシュボードχはそのほかにも随時、データ更新や機能改善を進めています。未導入の医療機関の関係者はこの機会に是非、ご検討ください。

解説を担当したコンサルタント 太田 衛(おおた・まもる)

mamoru 株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンのコンサルタント。
大阪大学大学院医学系研究科機能診断科学修士課程修了。大阪大学医学部発バイオベンチャー企業、クリニック事務長兼放射線・臨床検査部長を経て、GHCに入社。診療放射線技師、第一種放射線取扱主任者の資格を持ち、病床戦略、地域連携、DPC分析を得意とする。関東地方400~500床台の公的病院における病床戦略策定・機能分化実行支援などを行うほか、日本病院会が手がける出来高算定病院向け経営支援システム「JHAstis(ジャスティス)」」の分析も担当する。
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