都内の特養ホームでO-157の集団感染、手洗いや衛生管理の徹底を—東京都



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 都内の特別養護老人ホームで、腸管出血性大腸菌(O-157)への集団感染が発生したことを受け、東京都福祉保健局は14日に「手洗いの徹底や施設の衛生管理に万全を期す」よう高齢者施設などに注意喚起を行っています。

 O-157の集団感染が発生したのは東京都東久留米市の特別養護老人ホームで、▼感染者10名▼有症状者9名―となっています(いずれも軽症、14日現在)。保健所による調査の結果、「給食による感染」の可能性は否定されています。

都内では、毎年、O-157も含めた腸管出血性大腸菌の感染患者が300-400名にのぼり、全国では、同じ施設での集団感染が10数件発生しています。

都は「例年7-9月は腸管出血性大腸菌の感染症が流行する時期である」とし、▼感染症・直中毒の防止に十分注意する(手洗い・施設の衛生管理の徹底)▼集団感染などが疑われる場合には、速やかに保健所に報告・相談する—よう求めています。

なお、腸管出血性大腸菌への感染経路は「経口」(菌に汚染された食品などの喫食、患者の便や菌が付着したものに触れた後の手洗いの不十分など)であり、▼食事前▼トイレ後▼排泄介助やオムツ交換後—などに、都度、『石鹸と流水による手洗い』を行うよう強く求めています。
 

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