パーキンソン病治療薬の服用者、点鼻薬のオキシメタゾリンは使用禁止―厚労省が注意喚起



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 厚生労働省は6日、一般用医薬品「オキシメタゾリン塩酸塩」(販売名:ナシビン点鼻薬)について、パーキンソン病治療薬の「セレギリン塩酸塩」「ゾニサミド」「エンタカポン」などを服用している人は使用しないことを、使用上の注意に追記するようメーカーに要請しました。

 「オキシメタゾリン塩酸塩」(販売名:ナシビン点鼻薬)は、上気道の諸疾患の充血・うっ血に対する効能・効果が認められています。

 従来、「モノアミン酸化酵素阻害剤」を服用している人が本剤を使用すると急激な血圧上昇を起こすことが分かっており、併用禁忌(服用してはいけない)となっていました。今回、ほかの薬剤でも同様の副作用のあることが分かり、厚労省は添付文書の「使用上の注意」に、この旨をできるだけ早く追記するよう、日本製薬団体連合会を通じてメーカーに要請しています。医療現場でもご注意ください。

 具体的には、モノアミン酸化酵素阻害剤「など」を含有する医薬品を服用する人に対して、本剤の使用が禁忌となります。該当する薬剤には、次のようなものがあり、パーキンソン病の治療などに用いられています。

▽セレギリン塩酸塩(販売名:エフピーOD錠など)、パーキンソン病治療薬

▽ゾニサミド(販売名:エクセグラン錠など)、抗てんかん剤

▽エンタカポン(販売名:コムタン錠など)、抗パーキンソン剤

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