東京都では一般病院の勤務医が1万4297人、大学病院の勤務医が1万2278人―東京都



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 2016年末時点における東京都の医師数は4万4136人で、2年前に比べて839人・1.9%増加した。うち、東京都の医療施設に勤務する医師数は4万1445人で、同じく676人・1.7%増加している。また「医育機関附属病院の勤務医」が1万2278人と多くなっている―。

東京都は4月25日に、2016年の「医師・歯科医師・薬剤師調査 東京都集計結果報告」を公表し、このような状況を明らかにしています。昨年(2017年)12月に厚生労働省が公表した2016年の「医師・歯科医師・薬剤師調査」の東京都版という位置づけです(都のサイトは(関連記事はこちら)。

産科医は増加しているが、小児科医が2年前に比べて減少

 医師・歯科医師・薬剤師調査は、名称どおり医師・歯科医師・薬剤師の数や勤務状況などを調べるもので、2年に1度実施されています(関連記事はこちら)。

東京都では、この結果をもとに「東京都における医師・歯科医師・薬剤師の数や勤務状況」を集計・公表しています。メディ・ウォッチでは、医師数に焦点を合わせてみます。

まず2016年末時点の医師数を見ると4万4136人で、2年前に比べて839人・1.9%増加しています。

このうち、医療施設(病院・診療所)に勤務する医師数は4万1445人で、2年前に比べて676人・1.7%増加しました。「病院に従事する医師」が2万6914人(東京都の医師全体の61.0%)、「診療所に勤務する医師」は1万4531人(同じく32.9%)と言う状況です。

「病院に従事する医師」の内訳は、「病院(医育機関附属病院を除く)の勤務医」が1万4297人(同じく32.4%)、「医育機関附属病院の勤務医」が1万2278人(同じく27.8%)となっています。東京都には多くの大学病院があるため、後者が多くなります。

 
また「主として産婦人科と産科に従事する医師」数は合計で1660人となり、2年前に比べて109人・7.0%の増加となりました。また、2以上の診療科に従事する重複計上による産婦人科・産科の医師数は1737人で、2年前に比べて99人・6.0%増加しています。
東京都の医師・歯科医師・薬剤師調査2016の1 180425
 
一方、「主として小児科と小児外科に従事する医師」数は合計2452人で、2年前に比べて3人・0.1%減少しました。これまで小児科医数は増加傾向にありましたが、僅かとはいえ減少に転じており、今後の推移を注意深く見守る必要があるでしょう。また、2以上の診療科に従事している重複計上による小児科・小児外科の医師数3822人で、こちらも2年前に比べて353人・8.5%減少しています。
東京都の医師・歯科医師・薬剤師調査2016の2 180425
 
 

 

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