自病院と競合の強み弱みを見える化、病院ダッシュボードχの「マーケット分析」がデータ更新



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 グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)が提供する多機能型病院経営分析ツール「病院ダッシュボードχ(カイ)」は3月12日、全国のDPC対象病院の疾患別症例数などが分かる「マーケット分析」のデータを、最新の2016年度に更新しました(写真)。これにより、自病院と周辺の競合病院の強みと弱みが見える化。2018年度診療・介護報酬改定後の戦略立案などにご活用いただけます。

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改定後の戦略立案に活用

 マーケット分析のデータ更新は、3月6日開催の診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会で「DPC導入の影響評価に関する調査結果:退院患者調査結果」が公開されたことを受けたもの。GHCはデータ更新から1週間以内の反映を実現しました。

 マーケット分析は、病床戦略など重要な経営分析の場面で活用することを想定しています。例えば、疾患別や診療科別で自病院や他病院の最新のシェアを把握したり、経年比較したりすることなどができます。400床規模のある病院では、マーケット分析の一機能「SWOT分析」(強み:Strength、弱み:Weakness、機会:Opportunity、脅威:Threat)を活用することなどで、今後5年間の経営戦略の軸となる「5年マスタープラン」を作成。マスタープランの作成により、年間2.5億円の増収インパクトがあると試算しています(関連記事『自病院の強みと弱みは何か、データに基づく正しいSWOT分析の要点』)。

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より詳細に分析できる「競合分析」

 また、旧病院ダッシュボードから「病院ダッシュボードχ(カイ)」へ刷新したことに伴い、より詳細な「競合分析」ができるようになりました。これまでは、自病院を軸に競合情報と比較する仕組みでしたが、刷新後は特定の競合病院を軸に、競合の強みと弱みが何かを掘り下げる分析が可能になっています。

 2016年度のデータで、自病院や競合病院の状況はどうなっているのか――。病院大再編時代を迎えて、今まで以上に周辺医療圏のマーケット分析が必要な今、ぜひ、最新データをご確認ください。

解説を担当したコンサルタント 澤田 優香(さわだ・ゆうか)

sawada 株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンのアソシエイトマネジャー。看護師、保健師。
聖路加看護大学卒業後、集中治療室の勤務を経て、入社。看護必要度分析、看護業務量調査、DPC別診療科検討、病床戦略分析、マーケット分析などを得意とする。自由分析ソフトを用いた分析では、社内で右に出るものはいない。多数の医療機関のコンサルティングを行うとともに、社内のアナリスト育成や看護関連プロジェクト(看護必要度勉強会や「看護必要度分析」開発など)でも精力的に活動する(東京医科大学病院の事例紹介はこちら)。

 

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